髙田三郎作品によるリヒトクライス
1992年、鈴木茂明の指導する5団体が髙田三郎作品の精神と芸術性に共鳴して結成。
以来毎年髙田作品の個展としての演奏会を開催し、2010年で16回目を迎える。
プログラムは混声・女声・男声合唱曲、典礼聖歌、室内楽曲、オルガン曲など多岐にわたり、髙田作品の真髄を味わえるとの評価は高い。
中核団体であるコーロ・ソフィアは、1996年ローマ日本文化会館の招聘により、また2004年パレストリーナ音楽財団の招聘によりイタリア公演を行った。
イタリア語版「水のいのち」は1996年の演奏を聴いたイタリアの詩人、音楽家の強い要請により、ローマ在住の声楽家松本康子女史が翻訳したもの。
ローマ、パレストリーナでの演奏は他の作品と共に絶賛された。
2006年5月、高野喜久雄氏の逝去に伴い鈴木茂明が<送る会>を企画、リヒトクライスメンバーが中心となり典礼聖歌(高野喜久雄作詩による)、「水のいのち」全曲を参加者一同と合唱しお別れした。